2011年11月14日月曜日

ムー音

打楽器。
よん はち じゅうろく さんじゅうに ろくじゅうよん
ステップパターンをさしづめすし詰めのように埋めに埋めるのが好きだった。
ある程度それをやり尽くしたら引きも引きドン引き。抜き算。否、引き算の快感に目覚めた。
で、最近強く意識するようになったのが無音。
音と音の隙間にある無音。
無音にする、という意識ではなく、全く鳴っていないゼロの音を出す感じ。
スイカに塩。
ラーメンに胡椒。
豚に真珠。これは違う。
いつも心に太陽を。これも違うけど、いい。

ゼロの音で他の音がグッと引き立つのです。

話はやや逸れますがゼロの概念を提唱した人間の発想に脱帽する。
ぴったりとくっついているように見えるものでも、そこには数μの隙間が存在する。
ゼロなんてはじめからどこにも無いのだ。
人間が決めた概念なのだ。

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