2011年11月30日水曜日

イクG

卑猥な記事ではない。育児。こどもを育てることについて思うこと。

嫁ちゃんと自分の育児の目的はビシっと一致している。
育児の目的は「一人で生きていける人間に育てる。」ということ。
衣食住。道徳。倫理。事実とプロパガンダの選別。常識。教養。等々、モアアンドモア。
要は自分のことを自分で決められる人間になって欲しいのです。
で、その目的に至るまでの過程が育児だと捉えています。
その過程に於いて我々はまだまだ若輩者。来るなら来やがれトラブル共。
時に、リビングの床に湖のように広がるオシッコに絶叫。
時に、何故か耳の上に付着する2~3粒の米粒に破顔。
時に、グミばかり食べると体が緑色になるよ。の脅し文句に少し脅えつつも
ペースこそ落とすが決して食べるのを止めない姿勢に閉口。
泣いたり笑ったりイロイロありますが、育児サイコー。

嫁ちゃんの素晴らしい所は、こどもの将来を具体的に限定しないこと。
やりたいことをやりなさい。なりたいものになりなさい。但し自分で決めなさい。そういうスタンス。
自分の嫁さんなので手前味噌になってしまうが、素晴らしい考え方を持っていると思う。

そんなこんなで日々感じるのは、単純にこどもを育てているのではなく、
自分達がこどもに成長させられているということ。
こどもに何かを解りやすく伝えるためには、自分もこども目線になる必要があるのです。

最近は仕事の疲れのあまり、ビールを残して寝てしまうと、翌朝説教されるようになりました。
起き抜けに説教。時折説教の原因となるビールを断とうと決意。12時間後にアッサリ折れる意思。

2011年11月29日火曜日

ニシオギクボデギグ けつバッチバチ

11/27にギグった。
@西荻窪FLAT after the greenroom presents 「生物vol.2」
theymadedoit  rebel and summer  Lv.1Excalibur
after the greenroom  ReddTemple  hellohawk

いかすバンドafter the greenroomのいかすドラマー、ミスターほそね氏企画。
メンツは、彼が自転車の帰り道に、こんなバンドを引き合わせてみようとピンと来た人選。
チャーシュー、味玉のフード提供アリ、来場者に企画のZINE配布アリ。何でもアリ。そんな企画。

素晴らしい企画。存分楽しみました。最高の日曜日。音楽に対する情熱と愛情をビシビシ感じました。
出演したバンドのどこがどう素晴らしくて最高だったのかは活字では説明し難く、
これはもう実際に遊びに来てもらうしかないので割愛します。
これからReddTempleで企画を打っていくにあたって、参考にすべき部分が滅茶苦茶ありました。
触発。またしてもけつをバッチバチひっぱたかれた。やらねば。ネバー オア エバー。
右のしりを打たれたら、左のしりを差し出せ。このペースだと4年後は鉄尻。てつしり。てっけつ。

他人が知人になり、友人になり、繋がって、こうして声を掛けて頂くのは本当に有難いです。
ほそねさんありがとう。必ず恩返しします。vol.3も楽しみにしています。

いかす。 http://afterthegreenroom.posterous.com/

2011年11月28日月曜日

保安すれ 海上を


新調前の職場のファクシミリは年代モノだった。
前面パネルに短縮ダイヤルボタンびっちり。
無駄にでかいダイヤル音。
定期的に詰まる感熱紙。

急ぎの注文。
期限付きの見積。
鳴りっぱなしの電話。

「海上保安庁ですが。さっき送られたFAXは何ぞや。」

わたしは、多忙のあまり見積書を短縮118番ではなく118番にFAXしていた。
わたしは、海上保安庁保安官に怒られた。その節は本当にすみませんでした。

2011年11月25日金曜日

こどものことば

今月で3歳になったむすめ。
ムクムクと日に日に増える発展途上の語彙。
面白いものをいくつか列挙。解説付き。

「きょうは、つるやさんにいって、つるたべるの。」
解説…本日、わたしはラーメン店に赴き、一杯のラーメンを所望したい。

「おとうさん、これから、べんべんやりにいくの?」
解説…父上よ。此れから、あなたはバンドのスタジオ練習に行くのですか?

「やってくれるよ!それ!やってくれるよ!」
解説…あなたの代わりにわたくしがそれをやって進ぜよう。

「コブラ!?コブラ!?コブラ!?」
解説…これからコブラが来るのですか?どうなのですか?(注:コブラは友人の仇名。)

「めめ。」
解説…目。

「はとは、スリッパのあじ!」
解説…鳩は、スリッパの味がする。

そんないかす言語センスを持つむすめの特技はノイダンスです。
或る日、ハンマービートでも聴こう。そうしよう。と部屋でNEU!をかけていた時、
むすめが突然腰に手を当てハンマービートのBPMに合わせて膝をカクカクさせ始めた。
その奇天烈ポップな動きはNEU!の名曲Hallogalloが終わるまで続いた。
余りに突然ながらダンスが異常にスムースだった為、もしや保育園でハンマービートが…
と懐疑の念が沸いたが、保育園でNEU!がかかる可能性は残念ながら限りなくゼロに近い。
素晴らしいアドリブである。近い将来アシッドハウスなどを聴かせてみてどうなるか楽しみである。

最近はNEU!よりもNEU!2が好きみたいです。

2011年11月23日水曜日

オキョー!


お経を聴くのが好きだ。
好きとは言っても、日常茶飯事的に般若心経CDを大ボリウムで欠かさず愛聴する訳ではなく。
たまの法事で住職さんが唱えるお経を聴くのが好き。
自分は仏教徒ではない。無心論者である。仏教を信じる人からすればありがたい言葉。
不謹慎かも知れないが、自分にとってお経とはありがたい言葉ではなく面白い音だ。
お経を聴いているとだんだん気持ちよくなってくる。
眠い状態で覚醒しているようなある種のトランス状態になる。

※念のため。無心論者ですが、一切の宗教を否定しません。
それぞれの人が持つ思想を無下に扱う権利は無心論者と言えどありません。

友人のしている仕事のお客さんに現職のお坊さんがいて、その友人を介して聞いた話。
まず驚いたのは、墓前や法事で上げるお経、所謂供養にあたるそれだけではなく、
喜びを表すお経も存在するということ。
俺はお経と言えば何かしらの不幸がつきものだと思っていたので、これはかなり意外だった。
ネクストびっくりは、読経の実演のオファーが海外からそこそこあるということ。
ヨーロッパからの依頼が多く、今まで結構な回数渡欧したらしい。
ファイナルびっくり仰天は、ヨーロッパの聴衆のお経の聴き方。
日本だと大体正座で床に座って大人しく聴くことが多い。
向こうも当然座ってお経を聴くらしいんだけど、住職さんのお経に合わせて、
頭とか体とか、ぐわんぐわんすんげえ揺らすんだって。
お経グルーヴは俺の知らないところで既に実証済だった。
世界は広い。合掌。合唱で読経。

2011年11月22日火曜日

おめでとう

少し前、「おこめケーキ」というタイトルの本ブログ史上最長の記事を書いた。
しっかり校正もした。若干の思い入れもあった。その記事がさっき綺麗さっぱりぶっ飛んだ。
アワナクライ。泣きたい。アワナビアローン。一人になりたい。
手前味噌だけれど、内容がそこそこ良かったから余計に泣きたい。ヒック。ひい。慰めてよ。
因みにその内容は、「餅」という食品についての考察と多角的見解。
気力が戻ったら再度書き上げます。ああマジ泣きたい。
平素ならば、「ブロガー。にしゃ、何してけつかる。どつきまわすぞ。おどれ。」である。

でももういい。
気分はいい。今日はむすめの誕生日。
3歳おめでとう。身長も体重も産まれた時の3倍以上だ。その調子でビー ストロング。ビー ロング。

2011年11月21日月曜日

アティテュード

日頃の貴様の態度は進歩、学習意欲がまるでないように見受けられる。
拙者が貴様のためにこの書物をわざわざ購買してきてやった。読め。参考にしろ。貴様。
態度を改めよ。
と上司に言われ、1冊の本を渡された。

タイトル:1日1つ、自分を変えよう(うろ覚え。)
中身:どうしていいか分からなくなった時。
そんな時は見晴らしの良いできるだけ高い所に登って、大きく深呼吸しましょう。
できれば大声を出してみると効果的です。スッキリしますよ。
余白にぶっ飛ばしたくなる様なイラストが鎮座。(目に焼き付いている。)

人から頂戴したものを60秒以内に破棄したのは人生でこれが初めてです。
今後もないと思います。

で、数ヵ月後、

その上司は何か余程の不正をしていたらしくある日突然何の前触れも発表もなくクビになりました。
あの本読まなくて本当に良かった。

2011年11月19日土曜日

閲覧者増加による有益な記事

最近このブログの閲覧者が増えてきた。こわい。
ブログを始めた理由は、備忘と意思伝達力の向上のため。つまるところ自分のため。
しかし、本当に自分のためだけならば公開せずとも良い。
拙い文章ながら、誰かに読んでもらえると思うとやはり嬉しい。
読むと言う行為にもあなたの時間は消費される。
消費ならば良い。グッドイナフ。結果的に浪費になってしまったら最低である。
そうすると与太話ばかり書いていては読んで下さる方々に申し訳が立たない。
時間を返せ。と言われても仰るとおり。返す言葉が無くなってしまう。
たまには有益なことを書こう。そうしよう。以下有益な記事。



-日本語が包括する多様な漢字表現が与える印象-
鼻水を鼻汁と表記すると、同義のままにして汚感のみが倍増する。

以上。

2011年11月18日金曜日

不運 エアプレーン

仕事運、金運、健康運、勝負運、恋愛運、飛行機運。
不幸にも自分には飛行機運がない。

飛行機バッドラックその1 19歳 ヒースロー空港にて。

帰国すべくスーツケース、手荷物を計量。15キロオーバー。
これを飛行機に搭載すると7~8万かかる。小生、終始貧乏学生。生憎そのような円も£もない。
不要と見なされるものは勢い良くためらい無くゴミ箱に廃棄。必要なものを国際郵便で発送。
スマート。聡明。インテリジェント。いかす。クレバー。機転が利く。金がないと工夫する。いいぞ俺。
その作業に小一時間。気分良く受付窓口へ。重量らくらくセーフ。すごいぞ俺。
チケットを見るなり青ざめ、目を丸くし、トランシーバーで何やら忙しく話し出す添乗案内員。

厭な予感がした。荷物の仕分け及び発送に没頭する余り遅刻したのではないか。と思った。
果たして、大幅な遅刻であった。
その便、俺以外の乗客は既に全員搭乗済だと言う。
一人の東洋人の個人的な事情により大勢の時間を奪ってしまう。非常に焦燥。冷や汗。
走った。
口から心臓を飛び出させながら走りに走った。
バスが待っていた。そこには見たところ60歳くらいの優しそうなお爺さんがちょこんと座っていた。
良かった。遅刻者は俺だけではなかった。ダメな思考によるダメな安堵感が背中を撫でた。
バスに乗り込む俺と優しそうなお爺さん。口中、鉄の臭い。やっと着席。

そのお爺さんはバスの運転手だった。

人生初の貸切バス。車内に漂う悲壮感。孤独感。俺なんか死ねばいいのに感。
搭乗者全員に蔑みの眼差しと私刑を受ける覚悟で搭乗。
飛行機内、幸いにも蔑みも辱めも叱責もなく、それから約1時間待ち、無事離陸。着陸。帰国。
あの時の添乗案内員様、運転手様、誠に申し訳ありませんでした。


飛行機バッドラックその2 26歳 福島県上空にて。
新婚旅行、北海道からの帰り道。もうすぐ福島に着く。着陸に備えシートベルトを装着。
手荷物の管理、到着時刻の把握、帰宅後の予定。完璧である。全てに於いて不備なし。

膀胱が限界である。膀胱がデスペラート。膀胱からレッドアラート。アウトオブコントロール。

膀胱をリリースすべく無言でシートベルトを外し起立。
俺を見るなり青ざめ、目を丸くし、駆け寄る客室添乗員。
危険極まりない。座ってくれ、ライトナウ。と言う。
ノー。座らない。正しくは座れない。俺だって大人しく座っていたい。あなたの意見は正論だ。
俺の意見も聞いて欲しい。必ず納得するから。ただただわたしの膀胱が限界なのです。
隣に座っている嫁のお腹には子供が居るのです。一児の父になろうとしている人間が、
嫁とまだ見ぬ子供の隣で失禁するのは、倫理的にうまくないでしょう。そうでしょう?
そのため今すぐトイレに行き、膀胱をリリースする必要があるのです。納得しましたか?
危機的状況。要約して口から出た言葉は「トイレに…」だった。

無事、リリース。2パイントくらい放出。平常を取り戻し着席。無事着陸。
あの時の添乗案内員様、誠に申し訳ありませんでした。

で、冒頭に飛行機運と書きましたが、この2つのケースの場合、運ではないのです。
その1…出発前にスーツケースを計量すれば危機回避できた。
その2…搭乗前にトイレに行き放尿すれば危機回避できた。
なぜそれをしなかったかと言うと、面倒くせえから。くさし。
それ以降、面倒くせえと思うことこそ念入りにこなすようになったのです。
何か行動を起こしてうまくいったときは、たまたま。
うまくいかなかったときは原因が必ずある。
何らかの結果に対して運という言葉を考えもせずにやすやすと持ち出すのは好きじゃない。
出来る限りの工夫をして、準備を整えておけば運なんていうものに結果は左右されないのです。
次の飛行機よ、首を洗って待つが良い。用意周到にしておく。
俺は貴様の機内で快適に悠々と過ごしてやるのでどうか宜しくお願い致します。

2011年11月17日木曜日

びりびりびりり

ビリっと来た!


羽毛布団というバンドが山形に居る。
久々に完全にヤラレてしまった。
できるだけ早くライブを見に行くなり、郡山に呼ぶしかない。
兎に角今すぐにでも見たい。待ちたくない。本当に。

羽毛布団というバンド名から想像、妄想。
暖かく柔らかく、伸びやかで美しく、冬の厳しい寒さから貴方を優しく包む歌と音。
アコースティックギター、パーカッション、ピアニカ。
オサレ且つイイカワ女子。裏原系。
空は青いね 何でだろうね どうでもいいね あなたがいれば 気持ちがいいね うふふふふ。
きみの好きなハーブティーが売り切れていて悲しいな。おほほほほ。
結婚するならダーリンは青い目のフランス人がいいな。えへへへへ。

素敵だねー。ポワポワポワポワ。

実際の羽毛布団。
終わってる感漂う工業高校。所在地砂漠。勿論男子校。
俺!免許取ったから!ドライブ行こうぜ!時速140キロメートルで!早弁!遅刻早退!
昨日BMW拾ったし!ターボ付いてるよ!ターボ出るから!乗れ貴様等!出た出た140キロメートル!こわい!
泣け!笑え!叫べ!食事!取り払え!加湿!邁進!堕落!本当のこと言うと実はこの車盗んだの!
救え!折れろ!寝込め!吸い付け!お茶碗!診察しろ!ビームはない!10枚予約!汲め!お母さんに会いたい!
サボリ!枯れろ!櫛!トルク!買え!踝を!コンセントの先っちょほぐして咥えて挿せ!上官!横飛べ!離着陸!
免許取ったの実は嘘!死ね!希釈しろ!諺!メサイア!正月!褒めろ!ギニャァァ!嘘付け!挨拶!つんつるてん!
咀嚼!
解釈!
介錯!
強烈なオチ強烈なパンチライン予測不能フック結論は結論は決定的な結論は!

まあね、どうでもいい。俺は笑うだけ。ウハハハハ。

羽毛布団。かなり伝わり難いですが、このような私的感想です。
皆さんの感想もお聞かせ下さい。

2011年11月16日水曜日

Part Lies Part Heart Part Truth Part Garbage 1982-2011

久し振りにプラッチックを買った。


タイトルが長い。くそ長い。呪文のようだ。
所謂ベスト版と呼ばれるものにはあまり食指が動かない。しかもプラッチックだ。
しかし購入。リーズンワイ?コズR.E.M.が好きだから。
ビニルでなくプラッチックをこの度チョイスしたのは勿論妥協。
ワーナーミュージックさん、お願いだからビニルもリリースしてください。
31年もやったんだから、いいでしょ。ね?ビニルをお願いします。
何なら3枚くらいまでなら買ってもいいですよ。後生。プリーズ。

プラッチックリリース後に何の前情報もなくビニルがリリースされることが結構ある。
その逆もある。
ビニル→プラの場合。これに対しては何の不満もない。
現在、ビニル媒体よりもプラ媒体の方が嬉しい人が多いはず。
問題はプラ→ビニルの場合。
当然、ビニルを(も)買う。
そうなった場合、裏切られたような気分である。
ハナから出せよ。せめて情報をくれよ。と。
情報化社会に於ける情報操作にまんまと煽られ肥大する購買意欲。
おそろしや。現代社会。これでは人間というか散財マシーンに成り下がってしまう。
ウチのレコ棚にプラッチックとビニルで同じタイトルの音源があるのはそういう理由。
商売ジョーズ。流石。わたしは断れない。うわーもうかるもうかる。
方やお陰様で金欠。家計を圧迫。衣食住に困窮。うわーくるしいくるしい。

それでも金がないくせにビニルを買う阿呆の極み。

2011年11月15日火曜日

チックコリアさん

そういえば9月にチックコリアさん率いるReturn To Foreverを見に行った。
東京国際フォーラム。有楽町駅すぐ近く。しゃれおつ。巨大な饅頭。そんな場所。
残念ながら東京国際フォーラムからは国際的情緒を微塵も感じなく日本丸出し。
東京フォーラムが適切だと感じた。

肝心の演奏は、特上。上も上。
それぞれの楽器がそれぞれに生き生きしていた。

昔は飛び抜けて巧いバンドを見るとただただ圧倒されてしまって、自分にはムリ。ムリムリムリ。
と勝手に思い込んでしまうことがよくあったのですが、いつからか、自分にもできる。
と都合の良い思い込みをするようになったのです。その方がいいでしょ?楽器に限らず。


人生70歳までがリハーサル。71歳からが本番。
好きな事は躊躇せずに続けていこうと強く思った一日でした。

2011年11月14日月曜日

ムー音

打楽器。
よん はち じゅうろく さんじゅうに ろくじゅうよん
ステップパターンをさしづめすし詰めのように埋めに埋めるのが好きだった。
ある程度それをやり尽くしたら引きも引きドン引き。抜き算。否、引き算の快感に目覚めた。
で、最近強く意識するようになったのが無音。
音と音の隙間にある無音。
無音にする、という意識ではなく、全く鳴っていないゼロの音を出す感じ。
スイカに塩。
ラーメンに胡椒。
豚に真珠。これは違う。
いつも心に太陽を。これも違うけど、いい。

ゼロの音で他の音がグッと引き立つのです。

話はやや逸れますがゼロの概念を提唱した人間の発想に脱帽する。
ぴったりとくっついているように見えるものでも、そこには数μの隙間が存在する。
ゼロなんてはじめからどこにも無いのだ。
人間が決めた概念なのだ。

2011年11月12日土曜日

So Sicky 死んでしまったら



バカバカしい葬式をしたい。威厳や厳かさは一切排除。
今や21世紀。未だにお決まりの喪服と火葬と墓石じゃもう時代遅れ。
そろそろ葬エキセントリック式、いえ、自分葬を始めてみませんか。さあ。

まず、喪服着用禁止。いつも通りの服でご来場下さい。
直近のコンビにに行く程度の服装で十分です。
あの上下黒びっちりは見ただけで滅入るし、いかにも悲しい。
男性はこざっぱりとオサレに。女性はセクシーに。
まあ当の本人は死んでるから見えないんですけどね。

香典禁止。もう既に死んでいるので、使えません。現金はあなたが有用に使って下さい。
よって花輪、供物も不要。あと線香も。代わりにアレを焚く。アレって勿論アレだよ。

ぼうず、読経不要。もう既に死んでいるので、聞こえません。
ぼうずの代わりに友人ドラマーにお願いし、大小の木魚を7,8個並べ乱打してもらう。
最後は巨大な中国ドラで〆。

火葬。ここに近未来のテクノロジーを取り入れネオ火葬(仮称)ショーとする。
近未来開発されるであろう液体Xを遺体にかけると、遺体が一瞬で骨に。
そこで手品師が登場し、骨が白い鳩になり飛んでいく。ここで再度中国ドラ。盛り上がる。
死んでいるからこそ成せる業、ここにあり。死んでるから痛くも痒くもないもんね。

墓石不要。
あんなもん建てても仕方がない。見る度に悲しくなってしまう。悲しいことはサッサと忘れるべし。
代わりにドラムスティック(パールの7H)を建てる。ドラムスティックは風雨に弱く、数日で無くなる。
それでいい。

葬儀会場はライブハウスかキャンプ場にて。
葬儀開始:昼頃。終了:成り行き。

ひょっとこ面+鼻につまようじの格好で
「死んじゃったよー、俺!死んじゃったよー!残念!」
と歌いながら激しく踊るビデオレターを作製しておき、会場でエンドレス放映する。
もう死んでるから、全然恥ずかしくないもんね。

会場は泥酔。ぶっ通しで飲酒。各々が好き勝手に楽しみ、くたびれ、眠り、また飲み、
気が付けば「あれ、そういえばここになんで集まったんだっけ?」となる。

とどめは遺言状。黒い厚手の封筒に厳格に包まれたA3サイズの上質和紙。
異常な筆圧且つ力強い書体で「不純異性交遊」とでも書いておく。
これで皆一同、この人は死んで良かった。世のため人のため。本当に良かった。と思う筈。

と、ここまで内容のない死んだ文章を羅列してしまいました。
何が言いたいかというと、いつか死ぬ日よりも生きている今日が大事だということです。
大いに矛盾するようですが、墓参りが好きです。
無神論者ですが、世話になった人のお墓をピカピカに掃除するのは気持ちがいいのです。

で、ここまで散々書いてちょっと思ったのですが、弁護士に頼んで遺言残すよりも、
死後どうしたいのかをブログに書き溜めておけば結構有効なのではないのでしょうか。
ブログは友人に限らず不特定多数の人間の目にも触れますし。
2050年頃には遺言ブログが流行る。きっと。

2011年11月11日金曜日

放射能内部被爆測定器

ひらた中央病院でホールボディカウンタを用いた内部被爆測定が始まっています。
近々むすめを連れて行きます。

http://www.seireikai.net/

思い出ドッグ賭博

£で任意の犬券を買い、着席。ドッグ達に着目。結果によりスタンディングオベーション。絶叫。嗚咽。

競馬ならぬ競犬。英国には犬のレースがあるのです。
グレイハウンドという種類の犬が走り、賭けるのです。
真冬にそれを見に行った話。

いい感じに酔っ払ったおっさんで埋め尽くされた座席。
おっさんたちの熱気で会場は香ばしくも廃頽的でややスリリングな雰囲気。
予想屋の怒号。おっさんたちの予想。ビールねえぞビールが。次はどいつだ。わいわい。
取った。スッた。シット。大穴。ビールねえぞ。まさか。ファック。当然。カタい。惜しい。がやがや。
冗談じゃねえ。ほら取った。お前2番て言ったろ。ファッキングシット。ありえねえ。わいわい。
またスッた。うるせー。ラッキー野郎め。帰れねえ。最高。あああああああ。ビール。がやがや。


レースも終盤、おっさんたちは時間の経過とともにベロベロに。
カネを賭けるスリルとアルコールの興奮作用が絶妙なシナジーを生み出す。
ゴール直前に自分が買った犬券の犬の名前を叫ぶ。
白人のおっさんたちがそれぞれに
「モースブレイク!モース!モースモース!」
「ダニードー!ダニダニダニ!ダニィィー!!!」
「ニンジャー!ニンジャニンジャ!!ニンジャァァァァ!!!」

ニンジャマジックという名前のグレイハウンドが居たのだ。

ジャマイカ人が安木節。
自宅の便所に巨大野生動物。
本格中華料理店で握り寿司。

そういった類のデペイズマン効果に酔いしれた。

※ニンジャマジックは3着だった。

2011年11月10日木曜日

三ツ目

見えないアレが見えてしまう額の第三の目 サードアイの話ではありません。
みっつめ、3個目です。
今、バンドを二つやっているのですが、三つ目を始めます。
名前はまだありません。
11/20に初のスタジオです。無茶苦茶楽しみです。
2人で始めます。
僕はドラムを叩きます。
もう一人はギターを弾いて歌を歌います。
もう一人というのは、僕と同い年の野郎です。
この野郎のギターと歌がとんでもないのです。特に歌。
ドラム要らねえじゃん。ピンで十分素晴らしいじゃん。そのくらいとんでもないのです。
どんな音になるのかまだ想像がつきません。ワクワクドキドキです。
取り敢えず曲を固めてます。そしたらライブもすると思います。
その時はぜひ遊びに来て下さい。
ちなみに、この野郎ですが、ライブで良く見る顔ではありません。
会ったり話したりしたことのない人が殆どだと思われます。
因みにこの野郎、ハンサムです。お楽しみに。
さらにこの野郎、酔うとややファンキーになります。それもお楽しみに。
この流れからしてバンド名はもうCore No Your Law(この野郎)にしましょうか。

2011年11月9日水曜日

バイ 直に

レコード。アナログ。12インチ、10インチ、7インチなどなど。
このブログにも塩化ビニルとある通り、レコードがとても好きです。

まずジャケがCDのそれに比べ格段にデカい。
そのため格好いいジャケはより格好よく、残念なジャケはより残念に、
もうどうしようもないジャケは地獄絵図に成り代わる訳です。
こういうのをアナログで購入し、あなたの部屋に飾れば僕の言っている事が容易く理解できます。

続いて音。もうこれは言わずもがなCDよりも格段、いや格格段段に良い。絶対。全然違う。
月とスッポンくらい違う。絶対。目隠しした子供でも違いが分かる。
多分。

あと、機構。溝+針。もうこのコンビネーションが途方も無く格好良過ぎる。
君+僕。俺+お前。ドラム+ベース。ビール+グラス。花+花瓶。1+2。
レコードの溝がまるで樹齢100年の木の年輪のようにあなたを優しく見つめています。
そこに容赦なくソリッドな針を落とすのです。
奥羽山脈に巨大な針を落としてどんな音が出るのか確認したい。手伝ってください。


それと、とにかく邪魔で手入れが面倒。かさばる、重い、平べったい、重ねると反る。
針に埃が溜まる。傷で針飛びすると再起不能。湿気るとカビる。カートリッジ高価。
子供のイタズラが怖すぎる。指紋を拭き取るのにピカピカキレイにクリーン的な液が要る。

なんかダメの大名行列的な所感になってしまいましたが、そういうところも含めて好きです。
手のかかる子ほど~ なんて言いますしね。

ここ最近は国内外問わずできる限り直買いしています。
売れそうな音楽を売りさばくチェーン店よりも、
音楽に対する愛情を感じることが出来る店から買っています。
そういう店にお金を落としたいのです。
特に海外ショップから買い物すると、届くまでワクワクドキドキ。
タイプした請求書に手書きで"ありがとう"なんて書き加えてあったり、
オマケにポスターやバッジが付いてくることもあります。
あと、梱包。レコ専のレーベル、ショップは梱包にも愛情を感じます。
「カドは俺が守る。何があっても俺はお前のカドを守る。ずっと。」
と言わんばかりにダンボールで優しくタイトに力強く梱包してくれます。
国内ですとrecord KNOXというショップが良いです。
http://www.recordknox.com/
お店も梱包も最高。パンクまみれ。どこを切ってもパンク。パンクの金太郎飴のようなショップです。
海外の良いショップも多数あります。お気に入りが見つかるといいですね。
見つけたらこっそり教えてくださいね。

2011年11月8日火曜日

ブートレグ ビデオテープ ブラウン管

17歳くらいでドラムを始めて10年以上経ちました。
飽きっぽい性格で何一つ長続きしないのですが、自分でもよくやってると思います。
まだまだ続くと思います。

むかしむかし、と言っても10年ちょいむかし。
今みたいに映像が簡単に手に入る時代ではありませんでした。
そこそこ有名なバンドならばVHSも手に入りやすかったのですが、
そうでないバンドはブートレグを手に入れるしかなかったのです。

ブートレグとは
著作権ガン無視の海賊版。例えば、或るバンドのライブを観客が録画したものをVHSにダビングし、
勝手に売っちゃう。とってもいけないシロモノなのです。

The Clashに心を奪われ、狂い、ブートVHSにバイト代をジャブジャブ注ぎ込んだ10代。
中身が同じでパッケージだけ別物なんていうことも結構あった。
何か今思い出したら腹立ってきた。金返せコノヤロー。まあいいや。ブートだし。

ある日、実家の居間で例の如くThe Clashのブート版に見入ってました。
1977年のスタジオで白い暴動、出世のチャンス、48Hoursなどのリハーサルしているブツ。
巻き戻し→再生→巻き戻し→再生→巻き戻し→再生→巻き戻し→再生。
隣でボヤっと見ていた母上が
「あんたのバンドとあんま変わんないじゃん。演奏レベルが。」

思い返せばこの何気ない一言が背中をググっと押してくれたのかも知れません。
母は偉大なり。

ちなみに母上は俺そっくりです。間違えて声をかけないように留意願います。

2011年11月7日月曜日

R.E.M.について

R.E.M.が好きです。ご存知ですか?
アメリカはジョージア州アセンズ出身。31年間(31年!)活動したバンド。
そんなR.E.M.ですが、今年の9月に解散してしまいました。
無念。生きている間に一度でいいからライブを見たかった…
キャパの大きな場所へ行って、良いものをただ良いものだと確認する作業は余り好きじゃないです。
小さい会場でエキセントリックなものを発見するほうが何倍も楽しいです。
でも、それでも見たかった。R.E.M.で歌うマイケルスタイプが見たかった。

バンドのサウンドも、マイケルスタイプの歌も好きですが、彼の書く詩が素晴らしい。
せっかくなのでいつも聴いているThe Great Beyondという曲の歌詞一文を和訳してみます。
興味が沸いたら聴いてみてください。いい曲です。
何のアルバムに収録されているかはうろ覚えなので記載しません。ググれ。

The Great Beyond
あの世


I'm pushing an elephant up the stairs
僕は象を1匹2階へ押し上げながら
I'm tossing up punchlines that were never there
それまでに無かった強烈なオチを書き加えて
Over my shoulder a piano falls
僕の肩越しにピアノが落ちてきて
Crashing to the ground
地面にぶつかって粉々に


I'm breaking through
僕は障害を突破しながら
I'm bending spoons
スプーンを曲げをしていて
I'm keeping flowers in full bloom
花をいつも満開にしながら
I'm looking for answers from the great beyond
僕はあの世で答えを探している

解散こそしましたが、メンバーは皆健在だし、また何か新しいことを始めてくれるといいですね。
マイケルスタイプに会うチャンスはまだあります。

オススメはNew Adventures In Hi-Fiというアルバムです。

2011年11月6日日曜日

14世 けつバッチバチ

ダライラマ14世が郡山に来た。講演を聞きに行きました。
自分は無神論者です。が、仏教の最高指導者である立場の人間にとても興味があったのです。
結果、最高でした。行って良かった。本当に。
ダライラマ14世氏は、気さくなオヤジでした。
講演の中で宗教を強制させたり、自分の宗教の素晴らしさを説明したり全くしませんでした。
他人に自分の思想を押し付けるよりも、まずは他人を理解しようとする姿勢がひしひしと伝わりました。
シンプルで、大らかで、気さくで、ユーモラスで、モダンな人でした。
氏の話の中で印象に残ったものを幾つか。

手を焼くような問題は誰も欲さないが、天災や災害など、問題は必ずやってくる。
問題を問題と捉えるには、自分の身の回りの状況や環境を完璧に理解しておく必要がある。


ブッダだとか、七つの神様の話をしにここに来た訳じゃない。
そんなことよりも個人個人の倫理観の方がもっともっと大事だ。


宗教では、個人個人の倫理観をより良いものにするのは不可能だ。なぜなら、神や慈悲を一切信じないニヒリストが世界の4割。そういう人も存在する。
国際的に、個人個人の倫理観を良いものにするキーは宗教ではなく教育にある。


物質に満たされているからといって、心が豊かとは限らない。
私にとって、多額のお金は不安材料、ストレス、疑心暗鬼の念、孤独などを運んでくるものだ。

何でも知っているようで、何にも知らないような、穏やかな人でした。

講演後、ライブをしました。ジャンベなどを叩きました。
Lv.1EXCALIBURが良すぎて、むかついてしまいました。
けつをバッチバチひっぱたかれました。痛い。けつがね、痛いの。
最高の日曜日です。ありがとう。

2011年11月4日金曜日

コフ

Bad coughing,Be in a coffin.
ヨー、マーン。ユノ?ワサッ?ゲホゲホゲホ!!!オェ。

咳が酷い。
昨日は某所、秘密基地で練習。
ジャンベにトップとボトムにマイクをセット。
トップにディレイをかけて調整。いい感じ。おお、いい感じ。これだ。これで行こう。
ドツ   ドツ   ドツ   カッ   カッ      ドツ カッ  ドツ  げべえ!    げべえ! べええ!    カッ
トップマイクが無常にも俺の咳を拾うのです。

どなたか咳リデューサ(エフェクター)持ってませんか?
もしくは咳止め上手な女医(ヤング&ゴージャス)をご存知でしたら教えてください。

そんな悪条件の中、新曲ができました。

2011年11月2日水曜日

No Damn

本日のニュース

-野田首相、ベトナムでの原発建設への協力を確認。
予定通り日本の事業者が建設を担う。


-福島原発2号機で再臨界の可能性が浮上。
キセノン133,135が検出されたため、原子炉の注水ラインからホウ酸水の注入開始


昨日、県から児童に常時携帯させる「ガラスバッジ」と呼ばれる個人被爆線量計が届きました。
そろそろ住む場所を(住む国を)変えることを本気で考えます。
子供の未来より自分達の利益を優先するブタ共に納税する恩も義理もありません。
いつまで経ってもがんばれがんばれとバカの一つ覚え。うるせーよ。
これ以上俺はあなた達のようなクソ野郎のためには頑張れません。
家族のためだけに俺は頑張ります。

2011年11月1日火曜日

サイケⅡ

「チョット血管見えませんねー こちらへどうぞ。」

本来乳癌検査に使用する個室で仰向けになり採血された。
血管が見えにくいらしいです。そうですか。

風邪でゼイゼイいいながらの健康診断は初めてだったのでまあまあ面白かったです。
平常時50くらいの脈拍が今日は91ありました。不穏なお得感を得ました。
身長が伸びてました。体重も若干増えてました。
このペースだと80歳時には身長268cm体重186kg足のサイズ48cmですね。
そうなったら助けてくださいね。 
心臓という名のポンプが「緊急事態だ」と全身に血を忙しく送っています。

帰りたい。