2011年12月5日月曜日

英国で会ったタイ人 その名ナカーン

画像は、恐らく世界初の大学。ニューハーフ大学のもの。

タイにはニューハーフの方やゲイの方が多い。
学校のトイレに男用、女用、ニューハーフ用があったり、国として別段同性愛を規制する気配もない。
面白い国だ。もっとも男が女を好きでなくてはならない。なんていう決まりはハナからない。
相手の同意が得られてお互いその方がいいのならば、それでいいと俺は思う。
日本もいい加減に同性愛をいつまでもタブー視せず、もっとオープンにすべきだと感じる。
当人たちにとっても嬉しいだろうし、例えばハウスミュージックの起源に同性愛があるように、
副産物として何か新しい文化が産まれるかもしれない。

絶対数に対して少数だから。というなんだかもっともらしくもよく分からない理由で
多数派が少数派を駆逐排除していくのは見るに耐えないし、つまらない。
念のため俺はストレートです。でももしかして10年後、男に夢中になっているかも知れません。

ダ フューチャー イズ アンリトゥン。未来のことはわからない。
ヒジカラ ミサイル デテキタヨ。不思議だね。
ノー ウーマン ノー クライ。いい曲だね。

英国の田舎に夏ごろ入校してきたナカーン。ボディタッチが多い。
礼儀正しく、整った顔、真っ黒の髪の毛、地黒でサワヤカな男、ナカーン。ボディタッチが多い。
タイの文化や風習、現地での生活の様子を教えてくれたナカーン。ボディタッチが多い。
名前の意味は分からないけれど、つい口に出したくなる名前、ナカーン。ボディタッチが多い。
要所要所、ボディタッチが多い、ナカーン。ボディタッチが多い。
数ヵ月後、ナカーンが帰国する日。
飛行機搭乗の数時間前であろう時に友人の携帯が鳴る。
ナカーンからのメールだ。きっと感謝の意と別れを惜しむメールだろう。

メール本文『Dear 友人の名前 I LUV U』

タイにはニューハーフの方やゲイの方が多い。

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