2012年6月12日火曜日

キキキキ嬉嬉

先月末にいわきバロウズでギグり、今月初めにいわきSONICでギグりと、
2週連続で福島県浜通り、いわきでギグった。
いわきソニックでギグり後、開場をウロウロしていると面識のない女性の方から声を掛けられた。

「他のバンドとちょっと違っていて、見ていてとても面白かったです。」と。

これはもう死ぬほど嬉しい。きっとあの時俺は嬉さの余り赤面していたと思う。
さらにその女性は、前の週のバロウズのライブも見てくれたらしい。
音楽なんか基本的にクソの役にも立たない。といったら語弊があるけれど、
本質的なところはそうで間違いないと俺は思っている。
極論だけれども音楽で空腹を満たすことはできないし、貧困を改善することも出来ない。
まあまあ普通に食う、寝るの生活が出来ていて、それでやっと音楽は楽しめる。
さらに暴論を吐けば、生活することに焦点を当てて「要る」「要らない」に無理やり分類すれば、
音楽は「要らない」ものに分類されると思う。もっと言えば無価値。無くても困らないんだ。

などと、ここまでくどくどと書きましたがごく簡潔にまとめると、
「赤の他人が無価値なものに何らかの価値を見出してくれたこと」が非常に嬉しかったのです。
バンドをやっていて本当に良かったと本気で感じた。冥利に尽きます。
かっこいい音よりも面白い音を出したい。ライブが楽しくて仕方がない。
音楽で世界は変わらないけれど、人ひとりを変えることは確実にできると信じています。

画像は、保育園に飾ってあったムスメが描いた牧場の景色。
太陽が黒い。こわい。「なんだかよくわかんねえけど、すげえ。」そういうバンドになりたい。


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