2013年10月19日土曜日

祝 開店

2013年10月19日、福島県郡山市に新しいスタジオがオープンしました。

studio tissue★box

ボックス長(店長)はReddTempleでギターを弾いている荒川氏。
まさか同じバンドのメンバーがスタジオを開業するなんて思ってもみませんでした。
杮落しのイベントで配布したZINEより、ハコ長(店長)の寄稿文を転載します。

studio tissue★boxへようこそ。
福島県郡山市に居所の中心を移し早5年半が経ちました。ずっとヨソ者であって、それは今でも変わらないし、いや、変わろうとしていないのかもしれませんね。集団で馴れ合う事というかそもそも団体行動が嫌いだし、愛想笑いも、社交辞令も、気が利かないし、フィリピンが好きです。語弊があった方が面白いと思っています。地元を盛り上げようとかそんな気持ちではなくて、音について向き合い発信のできる『場所』が身近に欲しいなと考え出したのはいつからでしょうか。
郡山市に来る前は千葉県の市川市という所に住んでいました。市川橋をチャリンコでビュー、いや、ピュー。江戸川をこえると東京都、最東端小岩。私の人生は全て『ソコ』で変わったといっても言い過ぎではないと思っています。『~ではない』という表現については賛否両論ありますが、それはサントピアーワールドで~話し合うとして今でも柿沼さん(小岩BUSH BASH, tiala, and more!)をはじめ、小岩の皆様には刺激や色々なものをもらっています。『ソコ』は音楽に、バンドに、人に、音に向き合い、考え、行動する最高で最強の場所。『ソコ』を離れ労働の合間に音楽に触れ、音楽に触れれば触れるほど内臓が限界を達し、そんな場所を『ココ』郡山に創りたいと考えるようになりました。念のため表記すると、そんな場所にしたいというのは、自分達で考え行動するということです。だから『ココ』は『私達の場所』になるのです。話がプログレッシブですが、『ただやるだけさ』につきる。この話は嫌われるまで言い続けます。
そして本日2013/10/19(土)本オープン記念イベントにDischordからEdie Sedgwickが来ている事実はどう考えたってドラマチックすぎるでしょう。吉祥寺too smell recordsでジャケ買いしたantelopeのCDとの出会いから早何年?Dischord。感慨深過ぎてソコナシ!Tonguesのみんなありがとう! 出演を快く承諾してくれた出演の皆様、この痔ンを手に取り足を運んでくれた皆様、ありがとうございます。また、本スタジオ設立にあたり、起業や国からの融資までの相談、解体作業、内装工事、資材搬入、機材収集、廃材撤去、仕事、ご飯、寝床、恋愛相談、等々信じられないくらい沢山の方に迷惑をかけ、信じられないくらい沢山の協力をいただきました。この場を借りて改めて御礼申し上げます。あなた達がいなければ間違いなく間違っていました。ありがとうございます。感謝しきれません。
やり続ける事でしか恩返しする事はできないと今は考えています。どうか今後ともよろしくお願いします。
言葉やコミュニケーションのキャッチボールができないとしても、投げ続ける人が沢山いたり受け構えている人が沢山いたり、『ソバカン』でカレー蕎麦を食べてもいいし、すっぱさに幸福を求めてもよし!そうそう、tissue★boxの由来はテッシュの箱から飛び出すペーパー一枚一枚を一日一日と見立てて毎日面白い音が飛び出してくる箱(ハコ=ライブハウスのこと言うよね)とtissue(細胞、組織)を音楽や人と見立てて面白い音や人たちが集まる場所等々、正味な話、意味は沢山あったり後からできたりしていいですし、考えや行動は日々変化することもまた一つの選択です。
★は大好きなバンドから頂きました。
話がプログレッシブですが『始まりは始まり』という事でどうでしょうか。これは嫌われても言い続けます。『ココ』でも『ソコ』でも『アソコ』でも『アッチ』でも『ソッチ』でも始めましょう。既に始まっているのだから。『おい、何言ってか全然わかんねーぞコノヤロー』は後日ゆっくりお話ししましょう。

それではまた!

荒川淳

天井や壁をデストロイ、石膏ボード搬入などなど、微力ながら手伝えたことを本当に嬉しく思っています。画像はスタジオのラウンジ部分。ここの壁と天井と床はみんなでペンキを塗りました。オープンのイベントで演奏してくれた篠原篤一さんの帽子が壁、天井、床と全く同じ色。奇跡が既に起きている気がします。俺も練習行こう。

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