2013年1月11日金曜日

ギグった感想 新宿PIT INN

2012/12/30(日) 大友良英「4デイズ8連続公演」 昼の部
Open15:00 Start15:30
Adv¥2,500 Door¥3,000

出演
大友良英+ReddTemple

この日は1日2本ギグのため、まずは新宿ナインスパイスへ行き顔合わせ。顔合わせの後はゴールデン街で昼食。ゴールデン街の雑居店舗の白い外壁に黒いマジックで乱雑に「77才 ババアー」と書かれた落書き。「ババアー」の「ー」の部分がツボり笑う。「ババア」でいいだろ。罵倒イナフ。十分だろ。よくぞ書いたもんだ。今日はきっと良いことがある。モソモソと初場所のPIT INNへ移動。
整然と並べられたテーブルと椅子、やわらかい照明、ノーミュートのドラムセットなどなど、総じてシャレオツである。シャレオツだがイヤミっぽさが無い。ああ、これがジャズのハコなのか。とコーヒーを飲みながら辺りをぼんやり見ていると1台のテーブルにJOJO広重さんの名前が。ああ、これは本当にジャズのハコなのか。実は非常階段のハコではないのか。と注視すると、どうやら先日のライブの物販の時に貼ったラベルの剥がし忘れ。JOJO広重さんが演奏した場所に居るという何とも言えない感覚に襲われる。


機材セッテイング中に大友さん到着。あれこれ話しつつ手を動かす。リハをサクっと済ませ簡単な打合せ。通常はライブの直前にセットリストを決めて演奏するのだけれど、この日は趣向を変えてReddTempleの全ての持ち曲のタイトルを書いた紙を大友さんに渡して、曲名を大友さんにコールしてもらい演奏するやり方に決定。ワクワク。楽屋でジーンズを脱ぎ下半身はいつも通りパンツ一丁。大友さんのお土産、福島の飯坂ゆべしを食べつつ談笑。当然この間も下半身はパンツ一丁。不審者である。今朝ほど福島県郡山市を出発して新宿のシャレオツなジャズのハコの楽屋で下半身はパンツ一丁で隣には大友良英さんが居て一緒に福島のゆべしを食べている。半ば意味不明である。ああ、人生は不思議なことだらけ。思いのほか予期せぬことが起こるものだ。感慨深い。などと考えていると開演時刻間際。いざ本番。

内容は「良かった」です。

大友さんは恐ろしい人だ。事前に曲を覚えてもらったり一緒にスタジオに入った訳でもないのに、曲のスキマを嗅ぎ付けてものすごい音をブッ刺してくる。今年はこれで3回目の共演。お世話になりました。来年も(この記事を書いている時点では既に今年。)宜しくお願いします。
演奏終了後にdoubtmusicの沼田さんが私物のCDをディストロしていたので物色。toots and the maytalsのベストとPeter GabrielのMeltをバイ。久し振りにCD買った。
皆に挨拶して次の会場の新宿ナインスパイスへ向かおうと地下のPITT INNを後にする。地上に出るなりドッシャ降りの雨。どうすっぺ。

つづく

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