2012年8月20日月曜日

たこ焼きと渡加


カナダって漢字で加奈陀と書くのですね。漢検黒帯レベルだ。
その加奈陀に行っていた友人が急な事情で日本に戻って来ていて、また加奈陀に戻るとのこと。
急遽、酒宴を開催。たこ焼きをつつきながらビア。たこ焼き、うまい。我ながらかなりうまい。
断言できる。そこら辺のたこ焼きショップよりも少しだけうまい。※私は味音痴です。

気付けば10年以上の付き合い。某友人は激烈に面白オカシイナイスガイである。
某友人の特技のひとつに、「初対面の人間に自分の職業を詐称する」技がある。
ある時は気ままにドジョウを養殖し生計を立てるアーシーな人になり、またある時は海外向けに熱帯魚を輸出し荒稼ぎする敏腕ブローカーなどなど、その設定は胡散臭く突飛なモノばかりである。
そんな職業あるわけねえだろう。と思うが、実際に数ヶ月~数年に渡り信じていた者もいる。
ペテン師的な雰囲気は全く無いが、恐らく超適当かつさも当たり前のようにそれっぽい言葉を発するので説得力が増してしまうのではないかと推察する。

某友人「いやー、確かにドジョウがどうだとか熱帯魚がどうだとか言ってたけどさ、現実の方が訳わからないよ。加奈陀じゃ日中はアボリジニの連中と配管の仕事して、夜はバイトでフィリピン人と一緒にメキシコ料理作ってんだもの。現実の方がもう完全に意味不明だね。」

もっともである。

蛸を一番最初に食ってみた奴は一体何を考えていたんだ。
原子量で発電しようなんて一体誰が初めに考えたんだ。
と、たこ焼きを食いながら思った。お元気で。また遊ぼう。


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